ドライアイでめまいが起こるのはなぜ?原因・理由とVDT症候群
ドライアイの症状の一つにめまいがあります。
ですが、なぜ目の乾燥とめまいが関係するのでしょうか。
ドライアイによってめまいが起こる理由をご説明します。
疲れ目による頭痛が原因の場合
ドライアイになる原因の一つに、パソコンやスマートフォンなどの過剰な使用による目の酷使があります。
目と脳は視神経を通じて繋がっており、目が映した映像を脳が処理することで初めて私たちは「物が見える」のです。
そのため、目を酷使することは脳を酷使することにもつながるので、頭痛が起こりやすくなるのです。
また、パソコンを長時間使用していると、どうしても同じ姿勢でい続けることになり、肩こりや首の痛みが起きやすくなります。
この肩こりや首の痛みは血行不良によって起きるものなので、頭痛にもつながるのです。
めまいの症状の一つに片頭痛関連性めまいというものがあるほど、頭痛とめまいには関連性があるので、このような状態の時はめまいが起こりやすくなります。
眼病によるめまい
ドライアイは、網膜剥離や黄斑変性、緑内障や白内障などの初期症状である場合もあります。
これらの眼病になると、物が二重に見えたり歪んで見えたり、道路が波打って見えるなどの症状が起こることがあります。
これらがめまいという症状になるのです。
VDT症候群
VDTとは、Visual Display Terminalの略でパソコンなどの画面を指します。
VDT症候群は、パソコン作業などを長時間続けることで現れる諸症状の事を言うのです。
その症状の中にドライアイとめまいがあります。
ですから、ドライアイとめまいが関連付けられることが多いのです。
もちろん、VDT症候群の人全員がドライアイとめまいを併発する訳ではありませんが、それが起きる可能性はかなり高いと言えるでしょう。
VDT症候群には、他に肩こりや不眠、手足のしびれ、生理不順などの他、鬱になるなどの心に影響を与える事もあります。
パソコンをよく使う人で、これらの症状がある人はVDT症候群を疑ってみた方がいいでしょう。